先日、森都心プラザで行いました公開セミナー「心のケアとケアの心」には56名の方にご参加いただくことができました。
臨床美術の誕生に携われたお一人でもある、牧師の関根一夫先生によるご講演は、最後には目頭が熱くなるあたたかいお話でした。
震災後の熊本県にやさしく心温まる時間を届けて下さり、感謝申し上げます。
また、今回の公開セミナーの企画をしていただいた日本臨床美術協会様にも心より感謝申し上げます。
関根先生のお話にあった「いてくれてありがとう」という言葉や思い。
臨床美術ではこれが根底にあります。存在を尊び感謝する心です。
ご講演の最後は参加された方同士、握手で「いてくれてありがとう」と挨拶を交わし、自然と笑顔あふれるとても和やかな空間となりました。
人が生きていく中で、相手を大切に思い、お互いに助け合い、許し合うことのできる大切な言葉なんですね。
当院の理念は「幸せのおもてなし」です。まさに「いてくれてありがとう」のおもてなしです。
ご講演のあとは、臨床美術のワークショップを行いました。
絵が苦手という方々も夢中になって制作されているご様子でした。
臨床美術は上手い下手関係なく、アートを楽しめます。
皆さんの個性が輝く素敵な作品がたくさん生まれていました。
本当にありがとうございました。
これからも当院は皆様に「いてくれてありがとう」の臨床美術で幸せのおもてなしをさせて頂きます。
皆様の暮らしの中に幸せが届きますように…。